高齢者の入居申込みは、断る?断らない? 

私は高齢者の入居申込みは積極的に受け入れています。

ですが、多くの投資家さんは高齢者の入居は年金暮らしでお金が無い為の家賃滞納や、孤独死等の事故を恐れて入居を拒まれる方も多いです。

2023年現在で「団塊の世代」に該当する方の年齢は75歳~76歳となり、後期高齢者になって来ております。

今後、高齢者と呼ばれる人の数はどんどん増えて行き、その中でも十分な年金を受けれず生活保護を受給される高齢者の方も増えて来る傾向にあります。

こう言った状況が今後も増えて来るからこそ、ここに賃貸需要の大きなマーケットがあると考えています。

また高齢者の方は、一度入居すると手続きが大変な事から、引っ越しを考えないで長期間住んでもらえるメリットもありますので、私にとっては大変優良なお客様となっています。

とは言ったものの、懸念材料である「年金暮らしでお金が無い為の家賃滞納や孤独死等の事故」は未然に対策をしておきたい所です。

その対策として、3点ほどご説明させて頂きます。

【高齢者への対策3選】

1)家賃の滞納

高齢者の方の家賃滞納に関して心配される方も多いと思いますが、実はほとんどありません。
保証会社に入っていれば家賃滞納に関しては問題無いと思います。

また、私の事例で以前に保証会社に入っていない方の滞納がありましたが、その際は物件所在地の市役所に相談をして生活保護の申請手続きをしてもらい、無事に生活保護での家賃回収をすることが出来ました。

高齢者で資産を持っていない人であれば、生活保護の申請はスムーズに進む場合が多いです。

2)孤独死保険の加入

賃貸の申し込み時の火災保険(少額短期)の中でも孤独死・自殺・殺人事件等のお部屋で居住者が亡くなった時にも、その損害額を保証してくれる保険もありますので、高齢者で孤独死の心配をされている方はこのような保険に入っていただくように、賃貸付の不動産会社に相談してみても良いと思います。

当社、ファインプロフィットでの賃貸募集の場合はもちろん孤独死等の対策としてこのような火災保険の加入をいただいております。

3)保証人・ケアマネージャー・連絡が付く方への電話確認と説明

高齢者の入居申し込みの際、保証人や担当のケアマネージャーの方と直接お話をして、本人の状況(夜間の徘徊・痴呆症等)を聞いて把握し、万が一室内で孤独死があった場合、損害賠償請求をする事になるのでくれぐれもご本人へのこまめな連絡と、何かあった際の早急な安否確認はお願いします。と伝えておく事は大事だと思います。

また、市町村によっては高齢者見守りネットワーク推進事業などもありますので、役所に相談をしてみるのも一つの方法かと思います。

ファインプロフィットではご高齢者の入居受け入れは積極的にしておりますが、その対策もしっかり行っております。

特に長屋(テラスハウス)の場合生活保護の方が多い傾向にあります。
私の所有している長屋(テラスハウス)物件の半分以上は生活保護の方です、私は生活保護の方でも快く入居していただいております。

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